カラーベスト屋根の下塗り塗装を行っています。
屋根の塗装で一番大事なのは塗装前の高圧洗浄機による｢水洗い｣とこの｢下塗り｣です。
どんなに高価なグレードの塗料を塗ってもこの｢水洗い｣と｢下塗り｣がしっかり施工をされていないと塗り立てはよくても数年で必ず剥離します。
施工する側としましては細かな注意点がいくつかあります。
｢水洗いの注意点｣
まず施工する際に注意したいのは
高圧洗浄機による洗浄で苔や汚れを吹き飛ばしてもキレイになったように見えるだけで実は表面には飛び散った細かな汚れやゴミは砂ぼこりのように薄っすら残っています。
ですから高圧洗浄で洗浄した後は｢やや低圧｣にし表面の汚れを落ち着いて確認しながら流す必要があります。
至る所に苔などのゴミが飛び散っているので、”水圧を下げながらゴミを洗い流してあげるイメージでしょうか。
上からしっかり目をこらして見て流すことが大事だと思います。
そして樋の中のゴミも洗浄機できれいに流します。よく泥がたまっていたりするので取り除くと樋の流れは新品のように水がよく流れるようになりますので施工する側も気持ちがいいし充実感を感じる時でもあります。
｢下塗りの注意点｣
下塗りはまずきちんと塗面が洗われた状態であること、よく乾燥していることの二点が100%であるかを確認します。これが大事です。
そしてはじめて塗ることができるからです。
下塗りはプライマーともいいますが、簡単にざっくりいいますと接着剤みたいなものと考えたらわかりやすいでしょうか。
正しく施工を行うことでカラーベスト屋根の塗面にも上塗りにもしっかり密着します。
｢下塗りのポイント｣
これはたった一つです、”たっぷり”塗ることです。
塗る側としてはもう塗りすぎだろうというくらい、ぼってりタップリ材料を遠慮なしに使います。
ローラーに下塗りを含ませるだけ含ませて後はカラーベストに染み込ませるように塗るのです。
下塗りを塗ってもカラーベストは下塗りをどんどん吸い込んでいきますから、吸い込ますだけ吸い込ませるイメージでもう塗料を吸い込まないくらい所まで到達させた上にさらにたっぽり塗るくらいでもいいかと思います。
それくらい塗ってしっかり乾燥させればバッチリ上塗り前の下地が完成ということになります。
その上からお客様がお選びになったグレードの塗料材を塗ることで塗料材のの持つ特徴や耐候性効果、耐用年数をはじめて発揮させることができます。
屋根の塗料には数多くの種類がありますが、今のおすすめは屋根遮熱塗料です。太陽から直射日光を受け続ける屋根を塗装する場合は遮熱塗料がよいのですが、今メーカーが出している遮熱塗料の性能は数年前とは比べ物にならないくらい進化しています。
やはり性能のよい商品をお届けしたくコバックではご予算に合わせながらその中でも一番お家に合った商品をおすすめさせていただいています。
コバックでは屋根に限らず外壁塗装も含め、
お客様と何回も打ち合わせを行い決めていただいた塗料材は、その商品が持つ性能を最大限完璧に引き出した施工を行い提供させていただくことを喜びとしています。
たっぷり塗れていい感じです。あくまで屋根下塗りの基本はたっぷり塗ることです。
素晴らしい眺望につい見とれてしまいます。
