外壁塗装工事がはじまりました。
今日は｢ビニール養生｣を行っています。
お家の塗り替えでは窓などの塗らない部分に塗料が飛散しないようにビニールで養生します。
それ以外では色が違う部分や違う種類の塗料を塗る所には養生を張り、塗料が付かないようにします。
塗装には吹き付け工法ややローラー工法など施工方法に種類がありますが、
“塗ると必ず塗料というものはある程度飛散します”。逆にいうと塗料は散らないようそっと塗っても目を凝らしてまわりを見てみると必ず飛散し塗料で汚れています。
お家の壁を塗装する場合には室外機の間や樋にも塗料は飛散しますので全て養生して壁を塗っていきます。
土間に関しては、飛散した足元を歩けば今度は靴の裏に塗料が付き、その靴で歩けば今度は道路にペンキが付きます。
お家のまわりに一滴も塗料を散らすことなく作業を終えなくてはなりませんので養生一つでは最終の出来映えはかわってきます。
塗料は塗るとこの辺りまでペンキが散っていくなと予想した場所よりも遠くに散っていきますので、例えば土間を養生する場合は、塗ってもこの辺りまでしか塗料は散らないだろうと予測した所からさらに幅広く養生するぐらいで丁度よいくらいです。ビニール養生作業は慣れた職人さんは手早く養生できるようになっていきますが、それより大事なことははペンキを一滴も散らすことなく汚さないで外壁塗装を完工させることですので
抜け目ないしっかりした養生ができる目を養うことが大切ですね。
現場では暑い日が連日続いていますが、暑いのはお客様も同じであることを忘れずに気を配りながら施工を行っていきます。
養生作業においてもそうです。
お家のお窓を全て養生して作業を行うと空気の入れ替えもできませんので家で生活する家族の方は暑くて大変です。
一面養生して塗っては一面は開けて風が抜けるようにしたりすることで暑さも軽減されます。
コバックでは、お客様の生活立場を想像しながら施工する柔軟な対応力を日々つけていきながらお客様に満足していただけるような施工を常に目指します。
