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サイディングボードとは?
以前の日本の住宅では、外壁材といえばモルタルか木の板張りがほとんどでしたが、最近では防火の問題から、耐火性に優れたパネル壁在として『窯業系サイディングボード』が多く使われるようになってきています。
サイディングボードは、①施工が簡単で、工期が短い ②材料と施工コストが安いなどの理由から、現在ではほとんどのハウスメーカーが標準仕様にしています。
サイディングボードの問題点は?
一般的なサイディングボードは、メーカー表示を見ると、『施工時より5~7年』で表面が劣化し始めます。具体的には、ボードの変形や、割れが発生し雨水のしみこみの原因ともなります。
また、サイディングボードには、目地と言って、継ぎ目のところにコーキング(シーリング)がされています。この目地もサイディングボードと同様劣化し、ひび割れや目地がはがれ、雨水のしみこみの原因ともなります。
塗装の際には、防水機能の高い塗料を選ぶ必要があります。
さらに、サイディングボードは蓄熱性が高く、夏場の表面温度は極めて高くなりますので、沖縄などの夏の暑いところではほとんど使われていません。
あんしん塗装店では、サイディング外壁には、暑さを遮断する遮熱塗料を使うようにしています。
■サイディング外壁塗り替えサイン、こんな症状が出てきたらすぐにお電話ください■
1.色の退色、変色が著しく目立つ
2.汚れやカビ、コケ、藻がある
3.サイディングの表面をこすると手に白い粉がつく。(チョーキング)
4.水をかけると、しっとりと濡れて吸い込み、防水機能が落ちている
5.塗膜が剥がれたり、ヒビ割れが目立つ
6.サイディングの目地に隙間やヒビがある
7.下からや側面から見たとき、反りや膨らみがある
【サイディングの割れ】
【目地のひび割れ】
【チョーキング】