エアコンダクトを脱着して外壁塗装をします。ダクトを付けたまま塗装をしますと、ダクトの部分は塗膜が連続塗膜にならないため、防水機能が確保できません。
塗装工事が終わって、何年か経ってエアコンの付け替えでダクトを外すと、ダクトのくっ付いていた部分に塗装がされていないのをよく見かけます。
当然防水性能がそこで切れるわけですから、その部分から雨水が侵入する懸念がありますし、見た目にも良くありません。
だから必ず、塗装の際には、一旦エアコンダクトを取り外して、塗装が終わってから、また元に戻します。お引き渡しの時には、見えない気遣いですが、あとで分かる細部のこだわりが、お家の長持ちには重要な意味を持つことになります。