ベランダ手すり塗装、鉄部にケレンを行う
鉄製のベランダ手すりのサビを、ケレン作業で落とします。
サビの部分と、既存塗膜のめくれている部分にペーパーやマジックロン、電動サンダー等をつかって、ケレンを行います。サビや塗膜をしっかり落としておかないと、すぐに新たなサビが出てきて剥がれの原因となりますので、ケレンは最も重要な作業です。
ケレンの種類には、その種類により1種ケレン(研磨剤を吹き付けるブラスと工法や酸洗浄で完全撤去(一般住宅ではやらない))、2種ケレン(錆びていない既存塗膜まで全部撤去)から、3種ケレン(錆びていない既存塗膜はのこす)、最も簡単な4種ケレン(目荒し)までありますが。通常は3種ケレン(錆びていない既存塗膜はのこす)を行います。
下地が比較的新しく、サビも出ていない場合は、4種ケレン(目荒し)だけのこともありますが、今回は3種ケレンで電動サンダーをつかって、錆びた既存塗膜を落として、生きている塗膜は残します。
ケレン作業の費用は、4種ケレン:500円/㎡、3種ケレン:1000円/㎡、2種ケレン:2000円/㎡、が目安で、錆が侵攻してくるほど、作業も大変になり、費用も4種ケレンと2種ケレンでは4倍の差になります。
今回の状態は3種ケレンで大丈夫ですが、もう少し錆が侵攻すると、2種ケレンが必要になり、費用も2倍近く違ってしまいますので、早めのメンテナンスが結局はお得になります。