サイディング外壁 目地のコーキング（シーリング）
古いコーキングは全てカッターを入れて取り除き、ノンブリードタイプの変成シリコンを注入していき整えていきます。
サイディング外壁の目地はコーキング（シーリングとも言います）でふさいであります。この目地のコーキング（シーリング）が、年数が経つとカチンカチンに乾いてきます。最初はゴムのように弾力性があったものが、紫外線や雨水の影響で劣化したためです。劣化してコーキング（シーリング）がやせて縮んでくると、ひび割れのように隙間が発生してきます。
サイディングの素材はモルタルです。窯業系サイディングと呼んでいますが、最初は表面に塗装がしてあり、目地はコーキング（シーリング）でふさいでありますので、水は入りませんが、一度目地のひび割れが出来てしまうと、そこから雨水が侵入してきます。
雨水がサイディング外壁の中に入ると、中の木部が腐ってきます。サイディング外壁材それ自体も、表には塗装がしてあっても、裏側は何も塗っていないために、水がしみ込んでいきます。内側からサイディング外壁が傷んでいきます。そして、サイディング外壁材が反りかえってきたり、変形したりしてきます。
傷んだ目地は、コーキング（シーリング）をカッターで切り落とします。そして新たにコーキング（シーリング）で埋めていきます。この時使うキーキング（シーリング）材はノンブリードタイプの変性シリコンかウレタンを使います。一般のシリコンコーキングには塗料がくっつきません。
