窓ガラス遮熱コーテイング
クリーニング店のオーナー様から、夏場、暑くて大変な従業員さんの作業環境を、少しでも良くしたいとのご相談を頂きました。
遮熱コーテイングの施工提案をさせていただきました。
窓の油膜とり
作業場の南面がガラス窓になっており、クリーニングのプレスをするスチーム蒸気で3月にもかかわらず熱気を感じ、夏は窓からの太陽熱も加わって大変だろうなと予測がつきます。作業をしている従業員さんも汗だくで仕事をしておられますので、少しでも作業環境を改善しようと窓ガラスの遮熱コーティングをされることになりました。
窓からの遮熱の方法として、遮熱フィルムを貼るという方法が考えられますが、今回は網入りのすりガラスなので、フィルムを貼ると熱割れをおこすリスクがあります。熱割れといいますのは、ガラス面に熱を加えた場合 、膨張率の違うフィルムを貼ると、おたがいに引っ張る力が働きガラスが割れる現象を言います。
作業の初日です。
窓の汚れを落とし、油膜とりから始めます。さらにアルコールで拭きあげて下地処理をします。この作業に一番時間がかかります。汚れの度合いによっては、2倍も3倍も時間をかけて、汚れだけでなく完全に油膜まで落とします。