京都の和風住宅の玄関化粧柱の塗装をします。まずは下地処理
ケレン作業といって、ペーパーでアクや汚れを磨きとります。
玄関の化粧柱はなんといってもよく目立つ、玄関の顔といってもいいものでしょう。ここが汚れていたのでは、いくら外壁を綺麗にしても、お家の印象は悪いままです。
まず、サンドペーパーで黒ずんだシミや汚れ、古い塗膜を落とします。最初は目の荒いペーパーで一回しっかり落としてから、もう一度目の細かいペーパーで仕上げます。
アク抜き作業
アク抜き剤を塗って汚れやアクを落とします。
ペーパーで磨き終わった上から、アク抜き剤を塗って、アクを落とします。古民家の洗い屋さんが使うアク抜き剤を使います。
アク抜き剤を刷毛を使ってまんべんなく塗ります。さらにその後に、硬質ブラシでアク抜き剤をつけながらゴシゴシこすってアクを落とします。
最後に固く絞った雑巾で拭きあげます。これで乾くと真っ白にアクが抜けています。一度で落ちない時は、もう一度この作業を繰り返します。