【工場スレート屋根の省エネアスベスト飛散封印塗装工法】大阪府豊中市

アスベストが含まれるスレート屋根の省エネ塗装工事を行いました。

古いスレート屋根にはアスベストが含まれている場合があり、今回の屋根も2000年以前のスレートであることからもアスベストが含まれていることがわかります。

古いスレート屋根を工事する場合、新しいものに葺き替えする方法、上から重ねて葺き替えする方法、アスベスト封印して省エネ塗装を行う方法と3つあります。
新しく葺き替えを行う場合は撤去作業の際アスベストが飛散しますので施工計画をしっかり立ててアスベスト飛散が100%ないよう施工せねばならず環境によっては施工が難しいことがある場合もあります。
古いスレート屋根を処分するときはアスベストが含まれている場合は専門業者に頼まなければならず価格も高めとなります。

上から重ねて葺き替えるカバー工法は、既存の古いスレートを残したまま施工が行えるのが魅力ですが、少し屋根に重量がかかりますので、その分耐久性はどうかなと懸念する所ではあります。

そして今回はアスベストを封印しながら遮熱効果もある省エネ塗料を施工できるアステック社のアスベスト封印工法を提案させていただき施工しました。

屋根塗装を行う際は普通は塗面を高圧洗浄で洗浄してから省エネ塗装を行いますが、アスベストが含まれているスレートは水洗いを行うとアスベストが飛散するため水洗いはできません。
しかしアステックのアスベスト封印工法は水洗いを行わないで表面のアスベストなどをそのままガチガチに固めてしまうような強力なプライマーを何回も塗って素地調整を行い上塗りが行える状態まで素地を完成させていきます。

プライマーを塗った後のスレート屋根は、ホコリ一つでないくらいガチガチに表面が強化されてびっくりするほどです。
こうしてアスベストもろとも封印し固めた上から中塗り上塗りを塗っていきます。

葺き替えもなく塗装だけで施工が行え塗料の性能も高く、葺き替えに比べれば価格は低く提供できることからお客様には大変喜ばれました。
美観も新品見たいになり施工させていただく側としましてもお薦めの商品ですね。

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