サイディング外壁の目地シーリング(コーキング)を打ち替えます。
【サイディング外壁目地のシーリング(コーキング)打ち替え】
窯業系サイディングボード専用シーリング材:一液型変成シリコーン
【目地の打ち替えの前に、雨樋や面格子をいったん取り外します。】
(たて樋を取り外す)
(面格子を取り外す)
【既存の目地のコーキング(シーリング)を撤去する】
サイディング外壁の目地を打ち替えは、まず既存シーリング(コーキング)の撤去をします。カッターナイフで目地の両サイドに切り込みを入れ、ペンチでバリバリと引っ張ってはがします。
【小口をカッターナイフでこする】
シーリング(コーキング)をはがした後、両サイドの小口断面に残ったシーリング剤を、カッターナイフで丁寧にこすり落とします。
【ボンドブレーカーを貼る】
サイディング外壁目地の奥にボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーを貼る事で、3面接着を防止することが出来ます。3面接着にすると、寒暖などで目地が動いた際に目地切れを起こす原因となります。
奥にボンドブレーカーを貼っておく事で、小口左右の2面接着になりますので、目地が動いてもシーリングの伸び縮みが自由に出来、ワーキングジョイントをキープして、目地切れを防止することが出来ます。
【マスキングテープでシール養生をする】
目地の左右にマスキングテープを貼っていきます。
シーリング(コーキング)剤を打つ時、外壁面に余分にはみ出さないように、マスキングテープで養生します。
【プライマーを塗布する】
シーリング(コーキング)が後々剥がれてこないように、プライマーを目地全体に塗布します。
【外壁目地のシーリング(コーキング)】
【マスキングテープを撤去してシーリング打ち替え完了】
【窓まわりのシーリング(コーキング)】
窓まわりの開口部のシーリング(コーキング)は打ち替えるか又は、既存の上からシーリング(コーキング)をかぶせる、増し打ちをします。
窓まわりの奥には防水シートが入っていますので、打ち替えるためにカッターナイフをあてると防水シートが切れてしまう危険があります。上からかぶせる増し打ちはその危険がありません。
【外壁についたシーリングを拭きあげて完了です】