【完工後のオーナー様インタビュー】
【アドグリーンコートしゃ熱塗装の実測データ】
屋根の表面温度(無塗装面54℃、アドグリーンコート塗装面36℃、なんと18℃の差があります)
では、その工事経過をご覧下さい。
吹田市にある葬儀会館外壁・屋根のしゃ熱塗装をします。
今年の夏もヒートアイランドで最高気温を記録しそうな勢いです。エアコンもかけっぱなしで、電気代もうなぎのぼりといった感があります。
そこで、今、注目のしゃ熱塗装の出番です。ペンキを塗るだけで表面が10℃〜20℃下がりますので、空調費を10パーセント以上も削減することができます。
初日は足場を架設します
組んでいる足場は、鋼管で単管ブラケット足場と言います。お隣の塀とのスペースが狭いために、狭小地に適した足場を組みます。
単管ブラケット足場の特徴は、クサビ式足場では対応出来ない、狭いスペースでも組めるということと、軽くて、高さなどを自由に設定できる点にあります。
単管ブラケット足場は、パイプの両端にジョイント金物を差し込んで繋いで行けばどこまでも一直線に伸ばしていくことが出来ます。塗装をする職人が、塗装するシーンをイメージしながら組んでいくことで、細部にも手が届くようにできるのが最大のメリットです。
【シート養生】
メッシュシートを張って足場仮設作業の終了です。
【足場を使って外壁の細部点検作業を行います】
足場を使って外壁の細部を点検していきます。至近距離で点検することによって、外壁の傷みが細かな部分まで分かります。
ヘアークラック(髪の毛のように細いヒビ割れ)があります。振動や雨風による外壁の経年劣化によるものです。
コーキング剤を充填して補修を行います。
大きなヒビ割れを、構造クラックと言います。建物の振動で入ったヒビ割れです。コーキング剤を充填して補修します。
パイプのジョイント部分の経年劣化。コーキング剤を充填します。
ALCコンクリートジョイント目地の経年劣化。
すべての目地にコーキング剤を充填します。
【ALC目地コーキング充填作業】
ALCコンクリートのジョイント目地のコーキングは必ずしなければなりません。ジョイント目地の部分から雨水が侵入すると、ALCの特性上、水が通り抜けます。ちょうど軽石のイメージです。
建物内部に雨漏りが発生したり、ALC内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートの爆裂につながります。コーキングによる防水処理をしっかりやっておく必要があります。
【ALCヒビ割れクラックコーキング】
A LCコンクリートは発泡コンクリートと言い、コンクリートに気泡を充填して軽量にしてあります。
軽石のように水が通りますので、表面に防水塗装がしてあります。
しかし、紫外線や雨風による塗装面の経年劣化で、防水性能がおちてきます。また、振動や寒暖の膨張伸縮によって、クラック(ヒビ割れ)が発生すると、そこから雨水が侵入してきます。
さらに、ALCコンクリートの特徴として、一定の大きさのコンクリートパネルをつないで外壁を作っているため、つなぎ目にコーキングで防水処理をしてあります。このコーキングが経年劣化によりクラック(ヒビ割れ)をおこす事で雨水が侵入してきます。
ALCコンクリートはキチンとメンテナンスをすると、耐久性が非常に長く持ちます。この耐久性をキープすることがメンテナンスのこつといってもいいと思います。
【外壁の高圧洗浄作業】
外壁の汚れや劣化した塗膜を、高圧洗浄機で洗い落とします。
(注!大きな音が出ます。)
【ALCコンクリート外壁下塗り】
アステックペイント・エポパワーシーラー
【ALCコンクリート外壁の上塗り】
外壁の上塗りには、しゃ熱塗料(アステックペイントEC5000PCM-IR)を使用しました。弾力性600パーセントの最強の防水性能と、断熱性能を合わせ持ったハイブリッド塗料です。
ALCコンクリートの外壁にピッタリと密着しますので、雨漏りの心配がなくなるのと、協力な断熱性能で太陽熱を遮断し、熱がコンクリートに蓄熱するのを防ぎます。
【外壁塗装完了検査】
【屋根の高圧洗浄作業】
(注!大きな音が出ます。)
高圧洗浄機の水圧は15Mpa(メガパスカル)以上、一般のご家庭用の洗浄機の2倍以上の圧力になります。手をかざすと手が切れるほどで、汚れとともに浮いた塗膜も吹き飛ばして洗浄します。
なぜか、蝶々が。。。
次は【屋根のしゃ熱塗装】
(アドグリーンコートGL専用プライマー)下塗り
アドグリーンコートGL専用プライマーは、金属系専用の、1液弱溶剤変成エポキシ樹脂の下塗り材です。
“弱溶剤”は溶剤系の高い密着性を持ちながら、臭いを抑えて環境にも配慮された塗料で、地球環境にもやさしい材料です。
【屋根のしゃ熱塗装下塗り】
(アドグリーンコートGL専用プライマー)
【屋根のしゃ熱塗装上塗り】
(アドグリーンコートGL)
夏のこの季節は、屋根の上は目玉焼きが出来そうなくらいに熱いです。地下足袋を履いていても熱いのですが、アドグリーンコートを塗っていくと、冷たくなっていくのを実感できます。不思議な塗料です。。。
「アドグリーンコート®️」は、日本中央研究所株式会社と株式会社アドマテック(トヨタ自動車株式会社ベンチャー1号企業)が共同で研究し、アドマテックス社の特許素材アドマファイン(特殊セラミックス)の機能性を建築塗料に応用して開発された国際共同特許商品です。
【最終仕上げ】おまけ