【西宮の瀟洒なマンションの大規模修繕工事】
【環境整備】
朝1番は現場周辺のお掃除から始まります。あんしん塗装店ペイントコバックではお掃除のことを”環境整備”と呼んでとても大切にしています。”環境整備”には場を清めるという意味があります。お掃除で現場をきれいに保つと同時に、心を整えるという効果があります。今日1日の仕事のイメージを心に浮かべながら、安全作業を心に誓います。
【内部廊下の仕上げ】
雨の日は内部廊下のペンキ塗りをします。戸建ての屋根や外壁と違って、雨天でも作業ができるのがマンション大規模修繕工事の利点と言ってもいいでしょう。今日は1日中雨模様でしたが、非常に仕事がはかどって内部塗装がほぼ完了に近いところまで進みました。
【外壁ハチマキ】
外壁のベランダの上下にある中間のラインのことを”ハチマキ”と呼びます。クラック(ひび割れ)が無数に見られるのでコーキングで補修を行います。
これまで”ハチマキ”部分は塗装がされていなかったために風雨にさらされ、経年劣化が進んでクラック(ひび割れ)の発生につながっています。
【外壁の下塗り】
下塗り材のことを”シーラー”といいます。下塗りの役割は外壁の基材とその上から塗る上塗りとをくっつける(シールする)役割があります。もう一つ”シーラー”には傷んだ下地を復元するという役割があります。お化粧でいうファンデーションのような効果を発揮します。
下塗り”シーラー”塗装が完了しました。下塗り材には透明なタイプのものと白色のタイプのものの2種類があります。どちらの色を使っても構いませんが、この上から塗る上塗りで最後にはお選びいただいた色に仕上がりますのでご安心ください。
【外壁の上塗り】
マンションの大規模改修工事の外壁塗装で使われる塗料は、防水性能の高い塗料を選ぶことが大切です。
風雨による経年劣化が建物を最も傷めるため、防水性の高さが塗料に求められます。次に熱や紫外線による塗膜の劣化を軽減させる耐侯性の高さも求められます。10年後の次の大規模改修工事まで良好な状態で建物を守りきる必要性があるため、塗料の性能の高さがとても大切になります。上塗りは性能を高めるために2回塗ります。1回目の上塗りのことを中塗りということもあります。下塗り、上塗り1回目、上塗り2回目と合計3回塗ったゴン太の強力な塗膜が、これから建物を風雨や紫外線からガッチリ守ります。
10年に1度の大規模改修工事の後は毎年1〜2回程度の定期点検を継続して行います。サビの発生やヒビ割れ等の修理や塗装のめくれた箇所のタッチアップを定期的に実施することで、塗装面を良好な状態にキープし続けます。
【屋内階段・廊下の塗装】
マンションの大規模改修工事で室内部分の廊下や階段等の塗装の際に気をつけなければならないのは、住んでおられる住民の方への心配りをするということです。床や壁についたペンキで手や服を汚してしまうことのないよう配慮しながら作業を行っていきます。特に小さい子供さんやご高齢の方には特別の注意が必要となります。
使用する塗料は匂いが少なく人に優しいエマルション塗料(水溶性の塗料)を使っています。
【養生ビニールシート貼り】
マンションの大規模改修工事の際ペンキのついてはいけない箇所にビニールシートを貼っていく作業のことを”養生”といいます。玄関ドア、廊下、床など塗料がつかないように丁寧に養生作業を行っていきます。”養生”をきちんとやることで仕上がりに大きな差が出てきますので、気合を込めてしっかりと養生をしていきます。根気のいる作業です。
【下地調整ケレン作業】
マンションの大規模改修工事をしていると階上のベランダから水が廻って階下の天井の躯体が劣化している場合が度々あります。十分なケレン作業の後、錆びた鉄の部分にサビ止め処理をした後、樹脂モルタルで補修します。
ケレン作業のあと樹脂モルタルで補修をしました。塗装の前の下地調整は、軽微なヒビ割れはコーキング処理をし、欠損箇所や大きなヒビ、下地の劣化箇所は樹脂モルタルで補修を行った後塗装します。
【足場の仮設】
マンションの大規模改修工事の足場の仮設は鋼管のパイプをブラケットという接続金具でつないでいきます。”単管ブラケット足場”といいます。単管ブラケット足場の特徴は、実際に塗装をする職人の手で組むことができる点にあります。実際に塗装するイメージを頭に浮かべながら足場を組んでいきます。足場を組んでいる途中で外壁に傷んだ箇所を発見したときは、そこに手が届くように自在に組み上げることが可能です。
シートを張って足場作業が完了しました。