モニエル瓦のスラリー層を高圧洗浄で除去します。
経年劣化により塗膜(スラリー層)の剥離が見られます。
モニエル瓦の基材はセメントですから、そのままては水を吸い込みますので、スラリーという着色剤で着色することで、防水機能を持たせてあります。さらに、それを保護するためにクリアーが塗ってあります。
モニエル瓦を塗装する際にはこのスラリー層を高圧洗浄で完全に除去する必要があります。除去が不十分な場合、めくれ剥がれの原因となります。
(注:音量に注意!大きな音が出ます。)
通常のカラーベスト屋根程度の高圧洗浄ではスラリー層を除去することはできません。圧力を高めてさらに洗浄時間を2倍以上かけてモニエル瓦を一枚一枚しっかりと高圧洗浄します。
この時トルネードノズルという、先端が回転し、噴射角度を変えることで通常の高圧洗浄機のノズルよりも強力な洗浄が行えます。
圧力15Mpa以上、水量は15L/分以上、洗浄ノズル距離30cm以内で高圧洗浄します。
塗料メーカーのモニエル瓦洗浄指標をクリアしています。
モニエル瓦の洗浄指標(資料:大同塗料)
高圧洗浄時のエコ対策
トイレタンクのフロートと同じ方式でエコ対策
1日の高圧洗浄で使う水道料金とCO2排出量の計算
(水道料金)
1時間あたりの使用料720リットル×水道料金0.24円×7時間=1209円
(CO2排出量)
1時間あたりの使用料720リットル×CO2排出量144グラム×7時間=1008グラム
塗装でSTOP温暖化(^-^)/
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