【六甲山ペンションの防水工事を行います】
>六甲山の朝、霧のかかる中、足場の仮設に取りかかります。10月の六甲山頂付近はちょっと冷え込んでブルッとします。霧が晴れると神戸が一望できて見晴らしがいいはずなのですが、今は何にも見えません。
【足場の仮設】
足場が組み上がる頃には、秋空が晴れ渡りました。
お昼をすませたら雨漏りの原因の調査を開始します。台風などの大雨のときに雨漏りがして、部屋の壁に雨シミが出ています。
【雨漏り原因を特定するための散水調査】
雨漏り散水調査を行います。
雨漏りの原因調査は、雨水の浸入口がどこなのかを特定しなければなりません。目視による調査のみで、大体の検討をつけただけで補修工事に入ると、雨漏りが止まらなかった場合、何度も追加工事が必要となります。
目視調査の後は、必ず実際に外から水をかける散水調査を実施します。この散水調査で雨水の浸入口を特定する必要があります。
屋根の止め金具、外壁のシーリング部と順番に散水調査をしていきます。この散水調査は長年の経験から、疑わしい箇所を集中的に散水していきます。
今回は小一時間の散水調査で雨水の浸入口を特定することができました。
【屋根の高圧洗浄】(注意!大きな音が出ます)
今回は屋根の防水塗装をしますので、前もって屋根全体の高圧洗浄をします。以前からの古い塗装が剥がれて浮いているところがあるので、高圧洗浄機の強力な水圧で洗い落とします。
【フックボルト錆止めキャップ】
フックボルトが錆びると付け根のところから雨水が侵入します。
コーキング処理をした後、キャップをかぶせてから防水塗装をします。
【屋根の防水塗装】
シリコン塗装の色は当初オフホワイトを予定していましたが、元からの柔らかみのあるアイボリーに変更しました。
【外壁まわりのシーリング】
使用したシーリング剤は将来塗装か出来るように、変性タイプのシーリング剤を使いました。
一般的なシリコンシーリング剤は塗装することができません。塗装をしてもすぐにはげてしまいます。
【板金】
シーリングでカバー出来ない大きな隙間は、板金でおさえます。
今、板金屋さんは今年の台風以来引っ張りだこで、なんとか来てもらえてほっとしました。。