コーキングの打ち替えを行いました。まず古いコーキングをカッターで取っていきます。機械を用いて取ることもできますが、ヘリに着いた古いコーキングもしっかり取らないと意味がないので機械を使っても結局はカッターでの手作業で取り除くことになります。
古いコーキングの隅々まで取ろうとするとかなりの手間がかかりますがこれが仕事です。
そしてコーキングを打っていくわけですがその前にプライマーを刷毛で塗っていきます。これは接着材の役割ですのでコーキングを打っていくラインの両サイドをしっかり刷毛で狙って塗っていきます。二面接着となりますので両サイドをしっかり塗るのがポイントとなります。
ちなみに今回の古いコーキングはプライマーをしっかり塗れていなかったのではと思うくらい密着していませんでしたね。プライマーはしっかり塗るところを目で見てそこが濡れた感じに見えるまで塗って、初めて塗ったと言えるのではないでしょうか。適当に塗るのとではやはりコーキング持ちも違いますね。
仕事の姿勢によって同じ材料でも持ちは全然違ってきます。
お客様には見えない作業でも当たり前ですがキチンとしていきます。
そして今回はウレタンコーキングを使用しています。変成シリコンより塗料との密着の相性がよいですね。しっかり工事をしておれば剥離などの問題はないです。
美観も綺麗に打ち替えできたと思いますが100点をつけずにさらに鍛練してよい施行をめざします。
