【抗菌作戦隊】発足

抗菌・抗ウィルス機能塗料を使った抗菌塗装の作戦隊が発足しました。

新型コロナウィルス(COVID-19)がパンデミック(世界的大流行)となり、いまだかって人類が経験したことのない大惨事となっています。

世界の主要都市でロックダウン(封鎖)が実施され、息を潜めて新型コロナウィルスが静まるのをただじっと待っているだけの状態が続いています。

目に見えない新型コロナウィルスに、私たちはこれからどう向き合っていけばいいのでしょうか？

今、【抗菌・抗ウィルス塗料】が大きな注目を浴びています。

壁や天井に塗装するだけで抗菌・抗ウィルス機能を発揮します。

院内感染が問題になっている病院・集団感染の脅威にさらされている学校・オフィス・商業施設や物流関係等あらゆる環境の抗菌・抗ウィルスに効果が期待できます。

「アレスシックイ」の持つ抗菌・抗ウィルス機能が期待され、エイズ終末医療施設に塗装されました。

(南アフリカ共和国　外務省【草の根ODA】官民連携工事)

室内環境に対応した揮発性有機溶剤を含まない【抗菌塗料】(抗菌・抗ウィルス機能塗料）をご紹介します。

□消石灰塗料ALESSHIKKUIアレスシックイ(関西ペイント)

消石灰塗料で感染防げ、抗ウィルス塗装の塗装ボランティア(静岡新聞SBS)

https://www.at-s.com/sp/news/article/local/central/752014.html

【抗菌・抗ウィルス機能】

インフルエンザウィルスも塗膜に吸着し、感染力を低減させる機能を有しています。

ウィルス研究の権威、長崎大学熱帯医学研究所、安田二朗教授ご指導の下、実際の製品で実証実験を実施し、ノロウイルスやインフルエンザウイルスなど全てのウイルスに効果があることが実証されました。

実験に仕様されたウィルス

インフルエンザウィルスH3N2(IFV）　ヒトに感染する最も身近なウィルス

水泡性口内炎ウィルス(VSV)　感染力が強い

類似ウィルス

SARS・MARSコロナウィルス・ヒト免疫不全ウィルス(HIV)・エボラウィルス・ジカウィルス

ウシ丘疹性口炎ウィルス(BPSV)　乾燥や消毒薬に強い

類似ウィルス

天然痘ウィルス・ヘルペス

《アレスシックイの抗菌性について》

【微生物が生育可能なpH領域とは?】

カビや細菌(大腸菌、MR SA .O-157等)などの微生物は、生育可能なpHが存在し、この範囲で活発に増殖する。

酸性から弱アルカリ性が生育可能範囲で、最適な範囲は中性(pH7)付近である。

アレスシックイの表面は強アルカリ性(pH11以上)であり、微生物が生育できない環境となる。すなわち抗菌性を有している。

【抗菌試験】JIS Z 2801-2000 抗菌加工製品 抗菌試験 (財)日本食品分析センター実施

1. 菌液を試験板に垂らす

2. 減菌フィルムを貼る

3. 35℃× 24時間静置する

4. 菌液を洗い出し、培養する

5. 発生したコロニー数を数え、生菌数を求める

他にも、黄色ブドウ球菌、緑膿菌でも同様な結果が得られている。

《アレスシックイの抗ウィルス性について》

【抗ウィルス性の確認】

長崎大学熱帯医学研究所、ウイルス研究の第一人者である安田二郎教授の指導の下、アレスシックイのウィルス不活化(複製、増殖機能の消失)検証を実施しました。

ウィルスはタンパク質と核酸で構成され、生物の細胞に吸着して複製→増殖します。

アレスシックイは、ウィルス全般に効果があることが確認されました。

【なぜウィルスの機能が消失するのか?】

ウィルスは、咳・くしゃみによる飛まつ中や吐しゃ物など水分とともに存在します。

ウィルスがアレスシックイの多孔質な表面に付着すると、水分の侵入により消石灰の溶出が起きて、飛まつが強アルカリ性になります。

これにより、ウィルス中のタンパク質や核酸が変性されて複製や増殖の機能を失います。

関西ペイント販売株式会社

大阪販売部　建築担当部長

杉田広訓氏

と　弊社代表

古波蔵正義の対談

【漆喰塗料アレスシックイの抗菌・抗ウィルス機能】で接触感染対策

（古波蔵）

pH試験紙をアレスシックイを塗ったペーパーに水をかけて

（杉田）

pH試験紙を、じゃいきますね。

（古波蔵）

pH11の所ですね。pH10より濃いですね。

pH11ということは、マックスですか？

（杉田）

この試験値ではpH11ですけれど

塗料の液体の状態でいくとpH12前後になります。

強アルカリ

（古波蔵）

強アルカリ

この状態になるとウィルスはどうなるんですか？

（杉田）

この状態でウィルスがどうなるかといいますと。

ウィルスに含んでいる水分を持ったままウィルスがこの塗膜に付着をすると、この現象がおこるということになります。

水が強アルカリ水に変わりますので、その作用でウィルスが不活化する。

（古波蔵）

不活化というのは完全にもうそこで死ぬんではないのですか？

（杉田）

あの、ウィルスというのは生きてないので死ぬということは言えないんですが、不活化するということに表現的にはなるのですけれど、これが３０分で９９．９％不活化するというメカニズムになります。

（古波蔵）

なるほど。

これはもう強アルカリのペーパーということになるわけですね。

（杉田）

ただ、強アルカリというのは手が荒れそうな気がしますよね。

この液状であればこのままさわるとpH12くらいありますから、このままさわると手が荒れます。

ところが一旦、塗膜になれば乾いているのと、二酸化炭素とシックイが反応して表面が中性化していきます。

この作用が続く限りこの機能が続きます。

なので表面は中性化していますので、手でさわっても

手が荒れないという事になります。

塗膜の中に強アルカリの層が残っていますが、表面は中性化しているので触ってもだいじょうぶです。

【いろんなところで大活躍】

福島県
諸橋近代美術館展示壁面

東京都
増上寺展示室壁面

長野県
小布施町立栗の木診療所

JR九州
或る列車天井部