新しいことを成し遂げれる人は、自分の可能性を信じることができる人だと思います。現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては新しいことや困難なことは、いつまで経ってもやり遂げ、乗り越えられません。「人間の能力は無限だ」いっけん無理だと思える高い目標にも、ひるまずに情熱を傾け、そのことが私たちの能力を、自分自身もびっくりするほど伸長させ、眠っていた大きな潜在能力を開花させてくれます。ですから、できないことがあったとしても、それは今の自分にできないだけであって、将来の自分になら可能であるということであり、自分が信じて努力している限り可能性はあります。自分が諦めて信じなければ可能性はなくなります。自ら自分の可能性を小さくしてしまうのではなく「将来に夢や希望がもてない」「今の現実しかイメージできない」「私は幸せにはなれない恐怖症」などと思ってしまうのは、将来の幸せの可能性がないのではなく、希望をもつ能力が極めて足りないからであり「夢も希望もない」生き方をするのではなく、どうせなら自分の今後の努力と成長を信じて、幸せの可能性がある生き方をした方が幸せに生きられるのです。その為に私たちは今も学び、まだ発揮されていない眠っている力があると心から信じ、やってくるその時を迎えるべきなのです。「あの人は運がある」と言われたりする人達には共通点があります。運を掴み取る準備です。いつ運がくるかわかりません。必ず来ると信じて準備をしておく心も非常に大切なのです。一番の応援団は他人ではなく、自分自身であり、強く自分自身を信じてあげることです。今やっていることが、どこかで必ず繋がると信じるしかないのです。その点と点がどこかで線として繋がると信じていれば、他人と違う道を歩いていても、世間体など気にせずに自信を持って歩き通せるはずです。
畑古 秀明