「自分がどうしたいのかわからない」「やりたいことがわからない」このように思える時が、私にもありました。そのような時は時間を作り、自分の心と対等に向き合える機会をつくりました。「〜になれたらいいな。ではどうしたらいい?」と何度も何度も答えが出るまで途中で諦めず問いかけるのです。その実現を魅力的に想い描くことで、夢が実現し幸せになるパワーが生まれてくるものなのです。人生は「損得」よりも「幸不幸」の方が大事だと思います。自分の幸せの判断は自分の心に問いかけ聞くしかないのです。マイナス思考の人は「性格だから変えられない」と絶対的にそう決めつけます。一方で「考え方の癖は努力すれば変えられる」とポジティブに考えれる人がいるのも事実です。自分がどうしたらいいのかわからないという人は、真剣に、心から本気でどうすべきかを考える努力すらしていません。自分が今するべきことに的をしぼって、時間を作り本気で考えれば、今するべき行動がはっきり見えてきます。こうして自分の心と対等に向き合う機会をもち、過去の失敗を認めた上で「これからはこうする」という答えがでます。その決意が私たちを動かし、はじめてそれがスタートとなり、最後は私たちの望む幸せに繋がると信じてください。よく「不退転の決意で望む」と政治家が言います。不退転とは志を固く保持し屈しないこと。決意とは意志を明確に決めること。望むとはこうなりたいと思い行動すること。つまり「不退転の決意で臨む」とは、志を固く保持し何事にも屈しない考えを持ち行動する事。私たちも他人事ではなく高い思考を持つべきなのです。信念の為には、たとえ人にバカにされても己を貫く、そういう精神の高貴さが人間には必要だと思います。
畑古 秀明