ある時、劣等感にこり固まらずに、自分の欠点や弱点を素直に受け入れ、それと共に生き、自身克服する努力をしようと決心しました。そうすれば挫折感を味わうことなく、そして自分の弱点を否定するのでもなく、それをあるがままに受け入れてしまったので、無理に背伸びする必要がなくなったのです。人間なんだからトラウマや弱点や欠点はある、でもそれらに負けない、それら欠点をカバーできる努力を全身全霊で行動にうつしていくと心に決めたのです。これが向上へのステップとなると考えました。実際にはできない事をできるようなフリをしてはいけませんが、そんなフリをせず、まずできない事やトラウマや弱点を認めて、そこからスタートしようと思いました。そう思うことにより、一気に未来を引き寄せれたという感覚になれたのです。自分の弱さを認めることは勇気のいることです。弱さを認めると周囲から奇異の目で見られるかも知れません。しかし、周囲の目ばかり気にする人は自分を変えられないのが基本説です。周囲の目を必要以上に気にする人は、物事を自分の価値観で判断するのではなく、周囲の価値観によって判断してしまい、自分を変えようにも変えられなくなってしまいます。周囲の価値観に従って物事を判断しようとするから苦労ばかりする事になります。幼少期にしろ、それに気付いた段階から人間は変わり始め、夢を持ち強くなる必要を感じます。つまり自分の弱い部分を認めれた人だけが夢に向かい動き始め強くなれるのです。トラウマや弱い部分を認め失敗から学ぶ、人生の価値はそこにあると思います。弱さや失敗は恥ではなく、失敗をきちんと受け入れられない生き方こそを恥とすべきなのです。最後の成功は、累々と横たわる失敗や負けを真摯に検討することからしか生まれないのです。