心が踊り叫ぶくらいの気持ちでなければ、反省を生かした自分自身の決意と、そのやり方も見えてこないし、未来の幸せも簡単には近付いてきません。ですので決意も大切ですが、もう一度、しっかり強く願望をしてみましょう。そうすれば、その思いが起点となり、最後には必ず成就します。同じような未来予想図をもっている人であっても、一方はその課題に成功し、一方は失敗に終わる。この違いはどこなのか。人はその原因として、すぐに弱い性格や環境や運を持ち出しますが、要するにその間違った行為行動は願望の大きさと思いで変わります。こういうと、あまりにも楽観的すぎると馬鹿にする人もいるかもしれません。しかし寝食を削ってまで、思って、思って、思って、思い抜くという行為は、そう簡単ではありません。「強い思い」という言葉を口にするのは意図も簡単です。しかし思いを潜在意識にまで染み込ませるほどの強い思いでなくてはならないのです。そうすることで潜在意識は驚くべき速さで正しい判断をし未来を引き寄せます。つまり「あなた自身を作ったものはあなたであるし、あなたを変えうるものもあなた自身だからです」。未来の幸せのための決意や行為行動はいつも自分の心の意志により決めれるということです。そしてそれが信念となります。努力や意志は顕在意識の領域で働きますが、信念は潜在意識の原動力となります。成功者は例外なく強い信念を持っています。彼らの信念の特徴は、自己に対して絶対的信頼を持つという点が成功者の特徴なのです。信念とは揺るぎない積極的な思考と確信を持つことであり、潜在意識にその目標を設定することです。あとは潜在意識がその目標にむかって、自動的に作動をはじめてくれるのです。つまり、人は自由な意思で未来を選び、意識的に思考して、人生の全てを創造する力を持っていたのです。