コーキング剤の中には可塑剤が入っているため、塗膜に浸潤して黒いシミが出てきます。この現象を、ブリード現象と言います。
ブリードを防ぐために、ノンブリード型のコーキング剤を使います。
この、ノンブリードコーキング剤の事があまり知られていないため、下請けで現場に行くと普通のコーキング剤が置いてあります。
自腹でコーキング剤を買いに行く職人はいませんし、余計なことを言うと元請けから叱られるので、仕方なく置いてあるコーキングを使います。
だから、塗装の後はブリードのオンパレードと言うことになります。
ブリードを防ぐために、見積もり書にコーキングをする旨の表記があれば、必ずノンブリードコーキングが使われる事を確認をする必要があります。
すでにコーキングがしてある上から塗装せざるを得ない時は、ブリードオフプライマーを塗ります。